√HAPPYEND

多趣味な成人済みオタクが好きなものを好きと言うだけの無益なブログ

防振双眼鏡デビューのメモ

 

Q.現場での必需品は?

A.双眼鏡

 

これはジャニーズの現場に初めて参加する友人に対して実際に私が答えたもの。

一概には言えないが、「双眼鏡は必需品」と考える方も多いと思う。

そんなジャニオタ双眼鏡ユーザーの憧れ(?)である『防振双眼鏡』に遂に手を出し、昨年末デビューしました。

 

防振双眼鏡を購入するにあたり、諸先輩方の素敵なブログをたくさん参考にさせていただいたので、私もせっかくなので購入の経緯など含め記しておきます。

 

購入に至る経緯

ブログやTwitterなどで防振双眼鏡を使った人の感想を見ると「世界が変わった!」「Blu-ray画質だった!」などの驚きの声が多い。アリーナだろうがスタンドだろうが舞台だろうが所かまわず双眼鏡を所持する私にとって、この謳い文句は非常に惹かれた。

どんな席でも自担をマルチアングルで見たいタイプのオタクなので、どこの席でも双眼鏡は必須だし、ペンライトより双眼鏡であるヘビーユーザーには喉から手が出るほど欲しい一品だった。

もちろん製品によってピンキリではあるが、防振双眼鏡の相場は3万~10万前後といずれにせよ大きな買い物であることは間違いなく、万年金欠社会人の私は「次のツアーで……」と購入を先延ばしに。

そんな中開催が決定した「ARASHI Anniversary Tour 5×20」。奇跡的に当選し参加できることになったので「嵐の記念すべきアニバーサリーツアー…。買うならここしかない!」と購入に踏み切りました。

とはいえ、チケット代、グッズ代、交通費などの必要経費が嵩むので、プラスαで大枚を叩くをのは正直非常に悩みましたが、友人の一言「年に何回もコンサート行ってるんだからすぐ元取れるんじゃない?」に後押しされました。(ここに来てホイホイ現場に足を運ぶフッ軽が利点として生かされる)(ちょうどボーナスが入ったタイミングなのも大きかったです)

 

リサーチを始める

まず、購入を決断して始めたのは製品のリサーチ。はてブをはじめドーム規模のコンサートに参加した人の感想を基準に、いろいろな方のブログを読ませていただきました。

そこで私が目を付けたのはCanon。理由は圧倒的に防振双眼鏡ユーザーが持っているメーカーだったこと(※私調べ)と、自分が持っている一眼レフがCanonなのでなんとなく愛着があったから(単純)。

ブログで拝見する限り8倍、10倍、12倍のいずれかを使用している人が多く、必然的に私の選択肢も三択に。しかし実際の見え方というのはブログを読んでいるだけではもちろん分かるものではないので、実際に店頭へ足を運ぶことを決意。

 

いざ、店頭へ

なるべく大きな店舗のがCannon以外にもたくさん置いてあるかなと思い、電気街の家電量販店へ。

双眼鏡コーナーにはお目当てのCannon以外にもさまざまなメーカーの双眼鏡が取り揃えてあり、とりあえず防振と名の付くもので気になるものは片っ端から覗くことに。

が、私のセンスの無さなんでしょうね…。正直店頭の明るさと距離感だと全く違いが分からない(アホ)。どのメーカーのどれを覗いても全部同じに見えちゃう(アホ)。

そうこうしていると店員さんが「何かお探しですか~」と助け船を出してくださったので、Cannonの防振が気になっていること、防振を買う気持ちは固まっているが倍率で悩んでいることを伝えました。

店員さん曰く「防振を買うなら8倍だとあまり効果は期待できないです」「大きい倍率ほど防振の効果が期待できます」とのこと。それなら大は小を兼ねるしと12倍を購入しようと思ったのですが、店頭価格が12万+α(2018年12月時点)と強気だったのでその日はヒヨって帰宅しました(財力の無いオタク)。

 

購入

いくらボーナスが入ったとはいえ双眼鏡に12万か…と妙に冷静になってしまったので、帰宅後各種ECサイトにて最安値を検索。私が検索したタイミングではAmazonが一番安かったのでそちらでポチリました。

2019年5月現在88,000円となっていますが、恐らく私も同価格程度で購入したと記憶しています。

 

Canon 双眼鏡 12×36 IS ? BINO12X36IS3

Canon 双眼鏡 12×36 IS ? BINO12X36IS3

 

 

家電量販店でポイントを貯めているなどの理由がないのであれば、Amazonはなかなか値下げされているのでおすすめです。

Cannonの公式商品ページも貼っておきます。商品概要等の細かい部分はそちらでご確認いただけると…(投げやり)

 

・Cannon BINOCULARS 12×36 IS Ⅲ 概要

https://cweb.canon.jp/binoculars/lineup/12x36is3/

 

私の場合は店頭購入を見送りましたが、やっぱり実際に実物を手に取って確かめられるのは大きいと思うし(かくいう私は違いの分からないダメ女だった)、店員さんにあれこれ疑問をぶつけられるのは大きいと思います。なので1度は店頭に行ってみると良いのでは!とおすすめしておきます。

 

実際に使用してみて

来る12月23日、12倍防振ちゃんを携え5×20東京公演に参加してきました。3日前に届いたQRコードに表示されていたゲート番号は11ゲート。アリーナ予想ゲートですが、別Gで友人が25ゲートから天井に飛ばされた過去があるので当日までドキドキが止まりませんでした。

いざ発券するとアリーナCという下手フロート側のお席。嵐でアリーナに入るのが久々で舞い上がった半面、遠いことを見越して買った防振ちゃんよ……と複雑な気持ちにも。

1曲目はメンモ二上部から降りてくる演出だったのですが、とにかく鮮明で綺麗。肉眼だといくらアリーナとはいえ表情なんて全く分からなかったのですが、「めちゃめちゃお顔くっきり~」「些細な表情の変化もばっちり~」という高性能さ。アニバーサリーライブの会場に居られる喜びと、12倍防振ちゃんの性能に浮かれすぎて正直コンサートの序盤の内容があまりインプットされなかった(アホ)。

余談ですが座席の位置的にtormentaで自担が0ズレに来たとき、撃ち抜くような振りがあったので防振ちゃん越しに自分と自担の世界ができあがりまして無事に死にました。この時が一番防振を買って良かったと思った瞬間と言っても過言ではない……。

ただ、いかんせん重い。重いと聞いてはいたが本当に重い。500mlペットボトルよりも重いものを持ち続けるのは予想以上に疲労が蓄積されました。しかも重いだけなく防振を作動させるには双眼鏡の中央にあるボタンを押し続けることがマスト。押している指も疲れる疲れる…。基本的に自分が好きなダンスありの曲は1曲丸まる野鳥がマイスタンスなのですが、途中で何度か双眼鏡を下ろしかけました…(クレムン~truthは腕がマジで地獄)。

重さに関しての補足として後日判明したのですが、スタンドや天井など高さがある位置に入ればそこまで負担はありませんでした。アリーナだと並行以上の高さを保たなければなりませんが、スタンド以上だと多少並行より下げても見えるので、正直防振の疲労ありきで考えるとスタンドでの使用のが望ましいのかなと…。

 

最後に

重さはネックですが総じて私的には高評価ですし、「あの時のあの現場に12倍防振ちゃんがあったら…」「なんでもっと早く買わなかったんだ…」という気持ちでした。

全く良さが伝わっていないかと思いますが、総括すると防振双眼鏡は良いよ!!みんな防振ちゃんでオタ活をより充実させよう!!という気持ちで、本当におすすめしたいです。

お金に余裕のある双眼鏡ヘビーユーザーオタクさんは是非。

 

※番外編~通常の双眼鏡~

数年前の舞台に備え池袋の家電量販店で購入したもの。優しい店員のおじちゃんに「舞台を見に行くのに新調したいけどドーム規模でも使いたい!」と要望を投げておすすめしていただいた商品。

 

OLYMPUS 双眼鏡 8X21 DPC I

OLYMPUS 双眼鏡 8X21 DPC I

 

 コンパクトで使用感も申し分ないし、お値段も5,000円前後と手に取りやすい双眼鏡です。コンサートの現場では12倍防振ちゃんを使用していますが、オリンパスちゃんは今でも舞台の現場で現役バリバリお世話になっています。

 

OLYMPUS 双眼鏡 8×21 DPC Ⅰ

https://olympus-imaging.jp/product/binoculars/8x21_dpc1/index.html

 

 

思ったよりまとまらずとっ散らかった文章になってしまいましたが、逆におすすめの双眼鏡があったら教えてほしいです……。